大阪大学 21世紀懐徳堂

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21世紀懐徳堂ロゴが新しくなりました。

2024.04.01

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2024年、大阪大学21世紀懐徳堂は新たな一歩を踏み出します。

ロゴリニューアルの背景

大阪大学の精神的源流のひとつである学問所「懐徳堂」。
「21世紀懐徳堂」は、その懐徳堂の志を受け継ぎ、市民の皆さまと共に学ぶ場、知のネットワークの拠点となるべく2008年に創設され、本学の教育研究活動の成果を社会へ伝える組織として活動を行ってきました。

そして、今年2024年「懐徳堂」は、開設300周年を迎えます。
懐徳堂が、淀屋橋の南の方に開かれたのは、今から300年前の享保9(1724)年の秋でした。町人たちが中心となって資金を拠出することによって実現し、享保11(1726)年、幕府の官許を得て「学問所」となりました。

懐徳堂は、寛政4(1792)年の火災で焼け、寛政8年に再建。その後、閉学した懐徳堂は明治43(1910)年に再興され、大正5(1916)年に現在の堺筋本町駅の近くに「重建懐徳堂」が建てられました。残念ながら、昭和20(1945)年3月14日の大阪大空襲で、重建懐徳堂は焼失してしまったものの、その志は現代まで受け継がれてきました。

懐徳堂からバトンを受け継いだ21世紀懐徳堂は、これからも市民の皆さまとの対話をさらに深め、社学共創の営みを通じて生きがいを育む社会を創っていくことをめざして、リブランディングを行いました。


ロゴデザインについて

「21」の部分は、革新・未来(次代)・新しい思考を表現し、
「世紀懐徳堂」の部分は、伝統・歴史・温故知新を感じさせるフォントを用い、
革新と伝統、相反するこの二つが調和するデザインとしました。


この度のロゴリニューアルは、単なるビジュアルデザインの変更にとどまるものではありません。懐徳堂の志を受け継いた21世紀懐徳堂が、そのバトンを次の世代へとつないでいくという決意を新たにする取り組みでもあります。

私たち「21世紀懐徳堂」はこれからも、教育研究活動の成果を大学から社会に還元するとともに、社会と大学の架け橋となり、社会の中で市民の皆さまと共に考える社学共創の営みを通じて、生きがいを育む社会を創っていくことをめざしてまいります。


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