大阪大学 21世紀懐徳堂

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21世紀懐徳堂とは

大阪大学の精神的源流は2つあります。ひとつが緒方洪庵の「適塾」であり、もうひとつが、大坂の商人たちが身分の枠を超えて 学問を通じ自己研鑽することをめざして1724年に創設した学問所である「懐徳堂」です。「21世紀懐徳堂」は、懐徳堂の志を受け継ぎ、市民と共に学ぶ場、知のネットワークの拠点となるべく2008年に創設されました。

大阪大学は、教育研究活動の成果を大学から社会に還元するとともに、社会と共に考える中で新たな課題を発見し教育研究の場に持ち帰り、さらなる社会の発展に貢献する成果を生み出すことをめざします。この循環の輪を指標として活動する大阪大学において、21世紀懐徳堂は本学の源流の一つである懐徳堂の精神を現代に活かし、地域、社会及び市民と大学とを結ぶアウトリーチ活動を通じて社学共創の輪を広げ、支援する役割を果たす組織です。

                   

学主ご挨拶

竹村 景子
大阪大学21世紀懐徳堂学主 竹村 景子 Takemura, Keiko

大阪大学の精神的源流の1つである「懐徳堂」の理念を引き継いで2008年に創設された「21世紀懐徳堂」は、市井の人々と共に学ぶという気概を受け継ぎ、大学と市民とを結ぶ「知のネットワーク」の拠点として活動しています。
本学において21世紀懐徳堂が担っているのは、教育研究活動の成果を社会へ伝えるアウトリーチ活動です。大学院、学部、附置研究所、センターなど、40を超える組織それぞれが様々な活動をしていますが、その中で社学連携や地域との協働に関する活動について積極的に広報し、多くの社会課題を市民と共に考える場の提供を行っています。21世紀懐徳堂は、こうした社学共創の営みを通じて、本学の目指す「生きがいを育む社会を創造する大学」への歩みに貢献しています。
主要な活動の1つに「大阪大学公開講座」がありますが、毎回、ただ講義を行うだけではなく、参加者との対話を通じて共に考え、課題を見出すことで、新たな教育・研究の創出に繋げる場となっています。言わば、大阪大学のモットー「地域に生き世界に伸びる」を具現化している講座であると言えます。
これからも「市民と共に学ぶ」懐徳堂の精神を掲げ、社会に開かれた大阪大学の現在をみなさまにお伝えし、社学共創活動に励んでまいります。21世紀懐徳堂に対して一層のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

構成員

  • 寺田 健太郎
    大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻, 教授
    大阪大学21世紀懐徳堂副学主/大阪大学総長補佐
    寺田 健太郎 Terada, Kentaro
  • 植木 豊
    特任教授 植木 豊 Ueki, Yutaka
  • 木ノ下 智恵子
    准教授 木ノ下 智恵子 Kinoshita, Chieko
  • 山國 恭子
    特任研究員(常勤) 山國 恭子 Yamakuni, Kyoko
  • 瀬島 梨奈
    特任事務職員 瀬島 梨奈 Sejima, Rina

運営委員

兼任教員

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