イベント情報
日時 | 2025.6.28 Sat 13:30 – 17:00 |
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場所 | 中之島センター |
申込方法 | 電話、Web 専用サイトの申し込みフォーム |
申込期間 | 2025.2.24 Mon – 2025.6.24 Tue |
問合せ | kaitok_j@let.osaka-u.ac.jp 06-6843-4830 |
開催概要
第一部 13:30~15:00 「西洋思想における美のありか――芸術と生のあいだで」
田中 均 先生(大阪大学教授)
西洋思想の伝統において、芸術は長らく「美しい技術」として捉えられてきました。しかし、現代では、美しくない芸術や、あえて不快感を追求するような芸術も珍しくありません。このような変化に着目し、芸術と美の関係について考察したアメリカの哲学者アーサー・ダントー(1924-2013)の議論をご紹介します。さらに、近年の哲学では、芸術よりも、日常生活における美の意義に注目する傾向が見られます。その一例として、新進気鋭のやはり米国の哲学者であるニック・リグルの理論を取り上げる予定です。
第二部 15:15〜16:45 「衰の美――日本文化におけるその源流と展開」
土田 耕督 先生 (東京外国語大学准教授)
室町時代の歌人・連歌師、心敬(1406–1475)は、すぐれた歌や句を形容する際にしばしば「冷(ひ)ゆ」「瘦(や)す」「寂(さ)ぶ」「枯(から)ぶ」といった〈衰微〉をあらわす言葉を用います。これらの語は茶の湯に流れこみ、後に「わび」と呼ばれる美意識を構成したと考えられています。また何ものかが衰えゆくところに美を見出すという発想は、アートフォームを横断しながら現代にまで展開しているように見えます。本講座では心敬の言説を基点として、〈衰微性〉としての美の後先を望見していきます。
◆開催日
令和7年6月28日(土) 13:30~17:00 ※受付開始12:30~
◆会場
大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール (大阪市北区中之島4丁目3-53)
◆開催方法
対面開催 (後日、録画配信あり)※会場での講演は録画し、後日期間限定で配信します。会場参加の受講生は自動的に視聴対象者となりますが、メールアドレスを事前にご登録いただく必要があります。視聴ご希望の方は、お申込み時に必ずメールアドレスをご登録ください。
◆受講料
2,500円(記念会賛助会員無料)
後日の録画視聴:1,500円
※賛助会員とは、法人会員および個人賛助会員(年会費10,000円)の方。
※お支払いには、クレジットカード決済・コンビニ支払い・ゆうちょ銀行への振込が利用できます(要事前決済) 。原則として、当日の受付でのお支払いは受け付け致しません。また、一度お支払いいただいた受講料は返金できません。
※「後日の録画視聴のみ」でお申込みされた方の当日会場参加への切り替えは、席に余裕がある場合に受け付けいたします。その際、差額(1,000円)のお支払いをお願いいたします。また、「会場参加」でお申込みの方が当日の参加をキャンセルした場合、または「後日の録画視聴」に切り替えた場合でも、差額の返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。
※後日配信する録画は、会場での対面開催を前提とした講演の録画となります。音声が聞き取りにくい箇所や、映像が乱れる瞬間が生じる場合があります。映像の質を完全に保証することはできかねますので、「録画視聴のみ」をお申込みの際は、その点をご了承の上でお願いいたします。
◆申込締切
令和7年6月24日(火)正午 ※先着140名まで。定員に達し次第、受付を締め切ります。お申込みキャンセル受付も同日まで。
◆諸注意
●後日の録画視聴には、パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかとインターネット環境が必要です。また、ご視聴の際に発生する通信料は、受講者様のご負担となります。
●録画視聴用URL等のご案内は、事前にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。録画公開期間中は、時間帯を問わず何度でもご視聴可能です。
●お持ちの機器の通信環境トラブル等に関しては、加入されているプロバイダーやメーカーにお問合せください。
●諸事情により、講座内容・時間が変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。開催中止等に伴う各種お手続きについては、別途ご連絡致します。
◆開講当日の緊急連絡先
080-7612-4774
※開講当日は事務局を閉室しますので、上記の電話番号へご連絡ください。当日以外は、おかけになってもつながりません。
※中之島センターや大阪大学への電話連絡はお控えください。