イベント情報
「産業植物」とは、人の健康や地球環境、そして食べ物のムダ(フードロス)を減らすことにも役立つ、新しい植物の活用のかたちです。ここでは、最新の技術を使って進めている2 つの研究を紹介します。ひとつは、芽が出にくく、食べても安心なジャガイモをつくることで、捨てられるジャガイモを減らす取り組み。もうひとつは、スナック菓子にも使われている「グリチルリチン」という成分を、植物の組織培養を使って効率よく作る方法について、です。これらの例をもとに、産業植物がこれからの社会にどう役立つかをお話しします。
日時 | 2025.5.22 Thu |
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場所 | みのおキューズモール CENTER-2F キューズリビング |
申込方法 | 以下よりお申込みください。 専用サイトの申し込みフォーム |
■講演者
村中俊哉 先生(大阪大学 先導的学際研究機構 特任教授)
1960 年大阪市生まれ、豊中市立第八中学校、大阪府立北野高等学校卒。
1985 年住友化学工業入社、その後2001 年に新しく立ち上がった理化学研究所植物科学研究センターのチームリーダに転じ、2007 年横浜市立大学教授を経て、2010 年大阪大学大学院工学研究科教授となりました。民間―国の研究所―大学とユニークな経歴ですが一貫して植物バイオテクノロジーの教育・研究・開発に従事しています。
■参加費 無料
主催:大阪大学21世紀懐徳堂
共催:大阪大学共創機構渉外部門
協賛:みのおキューズモール