大阪大学 21世紀懐徳堂

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イベント情報

大阪大学ミュージアム・リンクス講座 「大阪文化の多様性と創造性をさぐる -地域の歴史に即して-」 船場と美術 伝統と今が出会う街

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開催日時

2025年2月15日(水)

文化・芸術

その他

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本シンポジウムでは、多くの商家が並び町人文化の中心地であった大阪の「船場」に焦点を当て、大阪がどのように経済と文化を育んできたのかを振り返ります。  船場は、豊臣秀吉および江戸幕府によって城下町開発が進められるなかで形成され、整然とした街区が整備されました。「天下の台所」と謳われた江戸時代には、全国から人・物・情報が集まる経済都市へと発展します。同時に、町人文化が花開き独自の美術・芸能・文芸が誕生しました。近代にはいり、1925年の市域拡張により成立した「大大阪」の時代には、モダニズムを体現する近代都市となりました。  今回、歴史と伝統が色濃く残る船場の文化的遺産について、大学・美術館・出版社の3つの分野から有識者を招き、多角的な視点から探求します。時代と共に変化を受け入れつつも、商都・大阪の中心地として独自の文化を培ってきた船場の姿から、大阪の文化的価値や未来像を考えます。

日時:2025年2月15日(土) 13時30分〜16時00分(受付は13時から)

会場:大阪美術倶楽部 新館1階扇の間 ※北玄関よりお入りください

      (大阪市中央区今橋2丁目4-5)

参加:無料

定員:30名(要事前申込・先着順)

申込方法:次のURL(Forms)からお申し込みください。
https://forms.office.com/r/w0JhfMvsrZ

(定員に達したため締め切りました)

お名前、メールアドレス等をご入力いただき送信ボタンを押して完了してください。

必ず1名様につき1回のお申し込みをお願いいたします。

自動返信メールが届きますので必ずご確認ください。(当日会場でお名前を確認させていただきます)

※定員に達し次第締め切ります。

※頂いた個人情報は本イベントのみに使用します。

主催:大阪大学ミュージアム・リンクス

   (大阪大学総合学術博物館・大阪大学適塾記念センター・大阪大学アーカイブズ)

協力:大阪美術倶楽部

※本イベントは芳泉文化財団の助成を受けています

<プログラム>

開催趣旨
波瀬山 祥子(大阪大学総合学術博物館)

「船場派」という呼称 ―大阪画壇を読み解く新しいKEY WORD 
橋爪 節也(大阪大学 名誉教授)

大阪の四条派ではあきまへん! 〜船場派それとも西山派〜
明尾 圭造(大阪商業大学 教授)

パトロンと美術家~芝川照吉の場合~ 
平井 啓修(京都国立近代美術館 主任研究員)

「船場」がどこか知らない人にもオンリーワンの「値打ち」はきっと伝わる
中島 淳(株式会社140B 代表取締役)

      〜休憩〜

◼️登壇者によるパネルディスカッション 司会:波瀬山

<登壇者紹介>

橋爪 節也(大阪大学 名誉教授)

1958 年大阪市生まれ。大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室主任学芸員、大阪大学総合学術博物館館長を歴任。専門は日本近世近代美術史。2024 年第13 回水木十五堂賞受賞。

明尾 圭造(大阪商業大学 教授)

1961 年布施市(現東大阪市)生まれ。芦屋市立美術博物館学芸課長を経て大阪商業大学公共学部教授・商業史博物館主席学芸員。文化交渉学博士。日本近世近代文化史専攻、大阪画壇を研究。

平井 啓修(京都国立近代美術館 主任研究員)

1983 年大阪市生まれ。愛知県美術館学芸員を経て京都国立近代美術館主任研究員。展覧会「サロン!雅と俗―京の大家と知られざる大坂画壇」などを企画担当。

中島 淳(株式会社140B 代表取締役)

1958 年福岡県生まれ。京阪神エルマ ガジン社を経て 2006 年、江弘毅氏と編集集団 140B を設立。編集・執筆の傍ら市民講座「ナカノシマ大学」や 大阪を題材にした書籍出版に携わる。

<大阪美術倶楽部(会場)へのアクセス>

◼Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」 中央改札8号出口 東へ徒歩5分

◼Osaka Metro堺筋線/京阪電車「北浜駅」 2号出口 徒歩2分

お車の場合、大美パーキングがご利用いただけます
 平面駐車 一時預かり 20分 300円
 一日最大料金 平日 4,000円 / 土曜日 3,000円

※台数に限りがありますので満車の場合は近隣のパーキングをご利用ください。

<本件に関するお問合せ>

大阪大学総合学術博物館 

TEL:06-6850-6284 10時30分〜17時00分

日・祝は休館

(※大阪美術倶楽部へのお問い合わせはお控えください)

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