イベント情報
中之島芸術センター企画展「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」
- 受付終了
- 開催終了
開催日時
2024年11月5日(火)から12月21日(土)まで
文化・芸術
大阪大学中之島芸術センターでは、家々を廻る芸能を取り上げた企画展「 旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在 」を11月5日(火)~12月21日(土)の会期で開催します。芸術の秋、ぜひセンターまで足をお運びください。
日本にはかつて、家々を廻って戸口や座敷で芸を演じる「門付け」の芸能者がたくさんいました。瞽女、万歳、琵琶法師など非常に多様な芸能がありましたが、差別や貧困などの理由で、戦後には旅ぐらしの芸能者はほとんど見られなくなりました。しかし、伊勢大神楽は現在も本州西部を中心に、年間を通じて旅を続け、家々で悪魔祓いの獅子舞を舞っており、地域では彼らを迎える風習が受け継がれています。また徳島県には、三番叟やえびすなどの人形芸を行う木偶(でこ)まわしがあり、最後の門付け芸人からその芸能と訪問先が継承され、家廻りの現場が守られています。
本展示ではこの二つの稀有な芸能に注目し、獅子頭や人形をはじめ、様々な道具を紹介します。また、他にも地域芸能の担い手による家廻り行事が日本各地にあり、それぞれに共通点も見出せます。展示室で映像アーカイブを見ながら、なぜこんなにも家を訪ねる芸能が大事にされてきたのか、考えてみませんか。
日本にはかつて、家々を廻って戸口や座敷で芸を演じる「門付け」の芸能者がたくさんいました。瞽女、万歳、琵琶法師など非常に多様な芸能がありましたが、差別や貧困などの理由で、戦後には旅ぐらしの芸能者はほとんど見られなくなりました。しかし、伊勢大神楽は現在も本州西部を中心に、年間を通じて旅を続け、家々で悪魔祓いの獅子舞を舞っており、地域では彼らを迎える風習が受け継がれています。また徳島県には、三番叟やえびすなどの人形芸を行う木偶(でこ)まわしがあり、最後の門付け芸人からその芸能と訪問先が継承され、家廻りの現場が守られています。
本展示ではこの二つの稀有な芸能に注目し、獅子頭や人形をはじめ、様々な道具を紹介します。また、他にも地域芸能の担い手による家廻り行事が日本各地にあり、それぞれに共通点も見出せます。展示室で映像アーカイブを見ながら、なぜこんなにも家を訪ねる芸能が大事にされてきたのか、考えてみませんか。
日時 | 2024.11.5 Tue – 2024.12.21 Sat |
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場所 | 中之島センター4階 中之島芸術センター展示室 |
問合せ | 中之島芸術センター事務局 secretary.art@ml.office.osaka-u.ac.jp |
⇒本企画展の詳細については、中之島芸術センターHP をご覧ください。
会期:11月5日(火)~12月21日(土) ※月曜・祝日は休み
開室時間:10:30~17:00
会場:大阪大学中之島芸術センター 4階展示室
入場料:無料
主催:大阪大学中之島芸術センター
協力:伊勢大神楽講社、阿波木偶箱まわし保存会、東北文映研ライブラリー
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*展覧会関連イベント*
日程: 12月6日(金)、12月7日(土)、12月21日(土)
展示解説、映像上映会などを予定しています。
情報はセンターHP、各SNSで随時更新していきます。