イベント情報
大阪適塾の実像、現在から未来への架け橋(海堂尊「蘭医繚乱 洪庵と泰然」刊行記念)
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- 開催終了
開催日時
2024年10月19日(土) 9:30~12:15(9:00開場)
医療・福祉
文化・芸術
その他
第1回は、蘭医学を樹立するために大きな貢献を果たした緒方洪庵と、彼が設立した大阪適塾を取り上げます。
10月に刊行される海堂尊著『蘭医繚乱 洪庵と泰然』(PHP研究所)の主人公は二人の蘭医学者、佐倉順天堂を開設した佐藤泰然(1804-72)と、大阪適塾を開いた緒方洪庵(1810-63)です。そこで作
者の海堂尊氏に、緒方洪庵の人となりについて特別講演をいただき、大阪大学適塾記念センターの松永和浩氏に洪庵と適塾の実態を、そして緒方洪庵記念財団の川上潤氏も交えた三人で適塾の過去・現在・未来について語り合います。
適塾は有名ですが、あまり知られていない一面も多いため、適塾研究の第一人者が集い、存分に語り合うという、これまで例のないシンポジウムをお楽しみください。
シンポジウム終了後は海堂尊氏のサイン会が開催されます。奮ってご参加ください。
日 時:10月19日(土)9:30~12:15(9:00会場)
会 場: 大阪大学会館 講堂
登壇者: 海堂 尊(医師・作家)
松永和浩(大阪大学ミュージアム・リンクス 准教授)
川上 潤(緒方洪庵記念財団 専務理事・事務長)
主 催: 大阪大学適塾記念センター
協 力: 株式会社PHP研究所 大阪大学生活協同組合
定 員: 300名
参加費:無料
【プログラム】
9:30 第1部 講演「物語の中の緒方洪庵と適塾」(海堂尊)
10:15 第2部 講演「歴史の中の緒方洪庵と適塾」(松永和浩)
11:00 第3部 シンポジウム「適塾の現状と未来」(海堂尊・川上潤・松永和浩)
【登壇者プロフィール】
■海堂 尊(医師・作家)
1961年、千葉県生まれ。千葉大学
医学部大学院修了。医学博士。福井県立大学客員教授。2006年、
『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を
受賞し作家デビュー。同作は映画化・ドラマ化され、大ヒットとなる。「桜宮サーガ」と呼ばれる作品群は累計1700万部を超え、映像化作品も多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念の提唱者で、死因究明問題にコミットし続けている。
■川上 潤(緒方洪庵記念財団 専務理事・事務長)
1957年、熊本県生まれ。桃山学院大学卒業。緒方洪庵記念
財団専務理事・事務長。緒方洪庵記念財団除痘館記念資料室学芸員。適塾記念会顧
問。共著に緒方洪庵記念財団除痘館記念資料
室編『緒方洪庵の「除痘館記録」を読み解く』
(思文閣出版、2015年)、同『財団創設70周年記念誌 白神』(2024年)がある。
■松永 和浩(大阪大学ミュージアム・リンクス 准教授)
1978年、熊本県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士
後期課程単位修得退学。文学博士。2015年、大阪大学適塾記念センター准教授。
2023年、大阪大学ミュージアム・リンクス准教授。著作に単著『室町期公武関係と南北朝内乱』
(吉川弘文館、2013年)、共著『新版 緒方洪庵と適塾』(大阪大学出版会、2019年)がある。
【お申し込み方法】
以下のURLまたはQRコードからお申込みください。
https://forms.office.com/r/mVgXBzv2um?origin=lprLink
(お預かりした個人情報は適切に管理し、本事業以外には使用いたしません。)
申込締切:10/16(水)※定員に達した場合、締切前に受付を終了する場合があります。
【関連イベント】
海堂尊氏サイン会を開催します!!
『蘭医繚乱 洪庵と泰然』刊行記念 海堂尊氏サイン会
※当日生協店舗で購入された書籍が対象です。
会 場:大阪大学生協書籍ショップ(豊中福利会館2階) 連絡先:book@osaka-univ.coop
チラシはこちら