イベント情報
近世以来、大阪は日本の娯楽文化の首都でした。とりわけ、1920年代から30年代のいわゆる「大大阪時代」には、在来の芝居や演芸や花柳界を基盤に、カフェや映画やダンスホールなど舶来の要素が接ぎ木されて、親しみやすく、かつモダンで斬新な文化が花開きました。
作曲家・服部良一は、それを「道頓堀ジャズ」と呼びました。服部は、大阪や阪神間のダンスホールとラジオで存分に腕を磨いた後、東京に移住し、流行歌でも成功します。
一方、笠置シヅ子は、芝居町・道頓堀の映画興行と結びついたレヴュー文化のなかで頭角を現し、日中戦争期に東京に移りました。そこで服部と出会い「スウィングの女王」となり、戦後、このコンビは戦後「ブギウギ」のブームを巻き起こしました。
本展示では、服部と笠置の軌跡を通じて、近代大阪の折衷的な娯楽文化が日本全国を席巻してゆくさまを辿ります。
作曲家・服部良一は、それを「道頓堀ジャズ」と呼びました。服部は、大阪や阪神間のダンスホールとラジオで存分に腕を磨いた後、東京に移住し、流行歌でも成功します。
一方、笠置シヅ子は、芝居町・道頓堀の映画興行と結びついたレヴュー文化のなかで頭角を現し、日中戦争期に東京に移りました。そこで服部と出会い「スウィングの女王」となり、戦後、このコンビは戦後「ブギウギ」のブームを巻き起こしました。
本展示では、服部と笠置の軌跡を通じて、近代大阪の折衷的な娯楽文化が日本全国を席巻してゆくさまを辿ります。
日時 | 2024年2月20日(火)~ 3月9日(土) |
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会場 | 会場:大阪大学中之島芸術センター4階展示室 |
【開催概要】
【会 期】2024年2月20日(火)~2024年3月9日(土)
【会 場】大阪大学中之島芸術センター4階展示室
【開館時間】10:30~17:00 月曜・祝日休館
【入 館 料】 無 料
【主 催】大阪大学中之島芸術センター
【協 力】服部音楽出版、笠置シヅ子資料室、
科学研究費基盤C「近代日本ヴァナキュラー音楽史の構想:上演の場の連続性
と越境性に注目して」(代表者:輪島裕介、23K00191)【関連イベント】
◆関連イベント(予定枚数に達したため申し込みを締め切りました)
詳しくはこちらをご覧ください→関連イベント① 2月25日
関連イベント② 3月9日