21世紀懐徳堂とは
社学連携活動を通して大学の知的資源を提供
大阪大学理事・副学長 21世紀懐徳堂学主 江口太郎
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大阪大学21世紀懐徳堂は懐徳堂や適塾から何を学び実践しようとしているのでしょうか。懐徳堂教育の在り方を示す代表的な定書(1758)には、「書生の交りは、貴賤貧富を論ぜず、同輩と為すべき事」という著名な規定が見えます。福沢諭吉は福翁自伝のなかで、適塾に関して「大阪はまるで町人の世界で、何も武家というものはない。従って砲術をやろうという者もなければ原書を取り調べようという者もありはせぬ。それゆえ緒方の書生が幾年勉強して何ほどエライ学者になっても、頓と実際の仕事に縁がない。・・・一歩進めて当時の書生のこころの底を叩いてみれば、自ずからなる楽しみがある。これを一言すれば、西洋の日進の者を読むことは日本国中の人にできないことだ、自分たちの仲間に限ってこのようなことができる、・・・苦中有楽、苦即楽という境遇であった・・・」と語っています。懐徳堂や適塾では、武士や町人が連携して自由闊達に学んでいたことがうかがえます。 |
大阪大学は、このような精神をくみとって、市民と大学がともに学ぶ場として、また「地域に生き世界に伸びる」を具現化するための場として21世紀懐徳堂をつくりました。この21世紀懐徳堂を中心に、市民の皆さんの協力のもとに社学連携活動を進めて参ります。どうかご支援よろしくお願い致します。
事業概要
● 市民の皆様を対象に、大学の社会貢献活動として本学の各学部・研究科、センター、総合学術博物館、附属病院などが主催するイベント、公開講座などを共催・後援しています。また、21世紀懐徳堂の自主企画においても、学内にとどまらず自治体、他団体と共催あるいは後援・協力して様々な社学連携活動を展開しています。
●大学の内と外をつなぎ市民一人一人に学びの場を提供することを目的に、公開講座「大阪大学21世紀懐徳堂講座(平成23年度以降、「大阪大学中之島講座」から改名)」、「Handai-Asahi 中之島塾」「大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座」を企画・運営しています。
●21世紀懐徳堂の主催・共催事業では、学生がスタッフとして企画・運営に係ることを積極的に推進しています。多様な人との協働や多様な社学連携事業を経験することで学生の育成を側面から支援しています。
●21世紀懐徳堂HPでは、上記のような多彩な社学連携事業(講演会、講座、シンポジウム、ワークショップ、カフェなど)の活動の開催情報を集約し、開催内容や開催日時・場所、申し込みの期限や窓口などの情報を、わかりやすくお知らせしています。
21世紀懐徳堂の施設の紹介(豊中キャンパス内)
◆ギャラリー
大阪大学豊中キャンパス・通称「阪大坂」の上に位置する大阪大学会館1階に、大阪大学の社学連携活動について様々な情報を集約したおり、また大学出版会の出版本も置いてありますので、ご自由に見ていただくことができます。また大学関係者と市民の語らいの場としてご活用いただくこともできます。
◆スタジオ
小演劇、ダンス、音楽会、朗読会、各種ワークショップ等に活用できるスタジオ(140㎡、最大80名収容)を、ギャラリーの隣に併設しています。 21世紀懐徳堂の独自企画事業を展開するほか、本学関係者による社学連携のイベント等に活用できます。















