講義日時12.16(火)18:30 - 20:00
個別受講申込締切日: 12月9日(火)
ウェアラブルで見守る毎日の健康と安全
ウェアラブルデバイスの発展により、心拍数などの生体情報を毎日継続的に取得することが可能となり、そのデータは体調変化の検出や熱中症リスクの評価などに活用されています。本講義では、生体データをどのように読み解き、健康や安全の管理に結びつけるかについて、最新の事例を交えて紹介します。
講師紹介

清野 健
教授基礎工学研究科 機能創成専攻 生物工学講座
(生体物理データ科学グループ)
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略歴
- 2003年 東京都立大学大学院理学研究科 博士課程修了(博士(理学))
- 2017年 大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 教授
参考情報

2016年9月21日 出版社: SpringerClinical Assessment of the Autonomic Nervous System
本書は、自律神経機能を評価するための最新の手法を紹介しています。Heart Rate Variability(心拍変動)に関する章では、心拍変動解析を用いた自律神経評価の方法について詳しく解説されています。

2010年6月11日 出版社:医学書院心臓突然死を予知するための不整脈ノンインベイシブ検査
本書は、非侵襲的に心臓突然死や失神のリスクを予測する検査法をわかりやすく解説した一冊です。

2020年7月31日 出版社:技術情報協会生体情報センシングと人の状態推定への応用
ヘルスケアやスポーツ、自動車、見守り、マーケティング、生産現場など、さまざまな分野への応用を見据え、生体情報からこれまで捉えられなかった“リスク”や“内部状態”を可視化する最新技術を紹介しています。
初学者向け推薦図書

2023年12月25日 出版社:ニュートンプレス体をととのえる 自律神経の取扱説明書
本書では、自律神経の基本からその働き、乱れによる症状、整え方までを図解でわかりやすく解説しています。
イベント情報
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第46回大阪大学基礎工学部公開講座
- https://www.entrance.es.osaka-u.ac.jp/features-news/2387/
会場
大阪大学中之島センター 10階
佐治敬三メモリアルホール
電車によるアクセス
- 京阪中之島線 中之島駅・渡辺橋駅より徒歩約5分
- 阪神本線 福島駅より徒歩約9分
- JR東西線 新福島駅より徒歩約9分 ほか
バスによるアクセス
- 大阪市バス(53系統)
- 大阪駅前バスターミナル→中之島四丁目(旧玉江橋)
- より徒歩1分 ほか