魚が切り拓く! がんと老化のメカニズム
健康長寿を実現するためには、病気や老化の起こりのメカニズムを理解し、それを制御する技術を開発する必要があります。
そのためには、動物を使った研究は不可欠です。
講義では、魚を実験動物として使うことで見えてきた、新たながん・老化制御機構をご紹介します。
目からウロコが落ちる体験ができるかも?
講師紹介
石谷 太 教授微生物病研究所環境応答研究部門
- 2002年 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻 博士課程修了
- 2019年 大阪大学微生物病研究所・生体統御分野 教授
参考情報
2023年 第3499号 掲載誌:医学界新聞 新年号特集老化を治療する 健康長寿を実現するためのヒントを探す
2022年7月12日 発表論文老化研究の新モデル “超速成長・超速老化魚ターコイズキリフィッシュ” の遺伝子機能高速解析系を開発
[発表論文名]Rapid reverse genetics systems for N. furzeri, a suitable model organism to study vertebrate aging
掲載誌:Scientific Reports
https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2023/3499_04
プレスリリース
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20220712_3
2022年3月18日 発表論文魚で捉えた “がん発生超初期”の新たなメカニズム
[発表論文名]Zebrafish imaging reveals TP53 mutation switching oncogene-induced senescence from suppressor to driver in primary tumorigenesis
がん細胞と正常細胞の相互作用と細胞老化による新たながん制御機構の存在を明らかに
掲載誌:Nature Communications
https://www.nature.com/articles/s41467-022-29061-6
プレスリリース
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20220318_1
会場
大阪大学中之島センター 10階
佐治敬三メモリアルホール
電車によるアクセス
- 京阪中之島線 中之島駅より徒歩約5分
- 阪神本線 福島駅より徒歩約9分
- JR東西線 新福島駅より徒歩約9分 ほか
バスによるアクセス
- 大阪市バス(53系統)
- 大阪駅前バスターミナル→中之島四丁目(旧玉江橋)
- 下車 徒歩1分 ほか