「眼を見る」技術でミライの健康を見抜く
視覚は外界の情報を得るチャンネルとして重要です。
「眼を見る」技術の進歩により眼の病気の治療が大きく進歩しました。
さらに、眼の病気にかかわらずミライの健康状態を推測するツールとしての可能性にも期待が集まっています。
今回の講義では「眼を見る」技術の変遷とその可能性について解説いたします。
講師紹介
川崎 良 教授医学系研究科社会医学講座
- 2007年 公衆衛生学修士(米ジョンズホプキンス大学)
- 2023年 大阪大学大学院医学系研究科 教授
研究室の『スタッフページ』の質問【Q.研究者を目指したきっかけを教えてください】では、川崎先生の回答が紹介されています。
参考情報
2019年11月19日 出版社:Academic PressComputational Retinal Image Analysis: Tools, Applications and Perspectives
ヘルスケアインフォマティクス(医療情報学)と人工知能の観点から現代の網膜画像解析 (RIA) を解説した書。本書を通して、当該分野の歴史、RIA の臨床的動機、技術的基礎、重要な操作のためのコンピューター技術、病変の検出とその検証、さらには人工知能とビッグデータから得られる現在の研究に関する考察等を学ぶことができます。
網膜画像解析、コンピューテショナル・オフサルモロジー(計算眼科学)、人工知能、バイオメディカルエンジニアリング(生体医工学)、ヘルスインフォマティクス(健康情報学)等の分野の専門家や大学院生の方々におすすめの専門書です。
Computational Retinal Image Analysis: Tools, Applications and Perspectives gives an overview of contemporary retinal image analysis (RIA) in the context of healthcare informatics and artificial intelligence. Specifically, it provides a history of the field, the clinical motivation for RIA, technical foundations (image acquisition modalities, instruments), computational techniques for essential operations, lesion detection (e.g. optic disc in glaucoma, microaneurysms in diabetes) and validation, as well as insights into current investigations drawing from artificial intelligence and big data. This comprehensive reference is ideal for researchers and graduate students in retinal image analysis, computational ophthalmology, artificial intelligence, biomedical engineering, health informatics, and more.
会場
大阪大学中之島センター 10階
佐治敬三メモリアルホール
電車によるアクセス
- 京阪中之島線 中之島駅より徒歩約5分
- 阪神本線 福島駅より徒歩約9分
- JR東西線 新福島駅より徒歩約9分 ほか
バスによるアクセス
- 大阪市バス(53系統)
- 大阪駅前バスターミナル→中之島四丁目(旧玉江橋)
- 下車 徒歩1分 ほか