[みのおFM]1月9日(木)、12日(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。
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2020年1月は、医学系研究科附属ツインリサーチセンター特任准教授の本多智佳先生がお話します。
大阪で生まれ、大阪で育ち、現在は大阪大学に勤務する「生粋の大阪人」である本多先生。大学では、「人の健康を守りたい」という気持ちから医学系研究科で保健学を専攻し、大阪府内の保健所での勤務、アメリカ・テキサス州への留学等を経て、現在は大阪大学のツインリサーチセンターでふたご研究を行っています。
番組の前半では、本多先生に「ふたご研究とは何か?」についてお聞きしました。
ふたご研究を大きく分類すると、「ふたごの」研究、「ふたごによる」研究、「ふたごのための」研究という3つに分類できます。ふたご研究は、ふたごとして生まれた方や、そのご家族のためになるような研究であることはもちろん、ふたごの方の「同じまたは類似した遺伝子を持って生まれる」という特徴を用いて、病気や身体的な特性のばらつきが「遺伝要因で説明されるか、生活習慣などの環境要因で説明されるか」を明らかにすることによりふたごだけでなく人類全体の健康研究においても成果が期待できると教えていただきました。また、ふたご研究ならではの難しいところや、研究において注意していることについてもお聞きします。
後半は、本多先生が所属する大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンターについてご紹介します。
ツインリサーチセンターは、日本初の双生児専門研究機関として2009年4月に設置されました。現在、1000人以上のデータを蓄積・データベース化し、研究を進めています。番組では、センターが開催する「ふたごフェスティバル」や、ふたごを育てる家庭へのワークショップなど、ふたごの方やそのご家族が参加できる研究活動以外のイベントについても教えていただきました。
「ふたごの研究を通じて、ふたごだけでなく全ての人の健康の改善に貢献したい」と話す本多先生。ふたご研究の今とこれからについての熱いお話を、ぜひお聞きください!
(聞き手:大阪大学21世紀懐徳堂学生スタッフ 桑江良周)
・大阪大学大学院医学系研究科附属ツインリサーチセンター
https://www2.med.osaka-u.ac.jp/twin/
「まちのラジオ 大阪大学社学連携」 (毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時) 周波数:FM81.6MHz ★ みのおエフエムのホームページからインターネットでもお聴きいただけます(同時配信のみ)。 |
これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。 |