[みのおFM] 12月12日(木)、15日(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。

[みのおFM] 12月12日(木)、15日(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。

2019年12月は、文学研究科教授の望月太郎先生がお話します。

望月先生は「我思うゆえに我あり」という有名な言葉を残した哲学者・デカルトの研究や、特に発展途上国での哲学実践(哲学プラクティス)を行う研究者です。

番組では、望月先生が現在力をいれて取り組んでいる、発展途上国における哲学プラクティスの実施についてお聞きしました。

 ヨーロッパの高等教育について研究するため2005年にフランスに赴いた望月先生は、オスカル・ブルニフィエと彼の行うワークショップに出会ったことをきっかけに、「市民の中で哲学する活動=哲学プラクティス」に興味を持ち、その実践者としての活動を始めます。

 哲学プラクティスとは、日常的なトピックについて対話しながら探求する活動の総称です。望月先生が実践する哲学プラクティスは、哲学カフェから、哲学者からの引用句を記した紙片を手に散歩しながら、引用句に合うと感じられる風景・場所を探し、なぜその場所がふさわしいと感じたのか話し合う「哲学ウォーク」まで、多岐に渡ります。

 現在は、カンボジアで自由な雰囲気の中で安全に「対話」することができる場所である哲学カフェを現地の人と共に開発・普及すること、哲学する場のファシリテーターとなる人を育成することを目的に、現地で哲学プラクティスを行う望月先生。「発展途上国に必要な哲学とは何か?」という問題や、今後の活動の目標について教えていただきましょう。(聞き手:大阪大学21世紀懐徳堂学生スタッフ 安藤歴)

 ※望月先生が挑戦するクラウドファンディングについて、詳細はこちら

「発展途上国の文化や言語に合わせて、哲学する技法を「現地化」する」

https://academist-cf.com/projects/154?lang=ja

「まちのラジオ 大阪大学社学連携」
放送日:12月12日(木)15時~16時
再放送:12月12日(木)21時~22時、12月15日(日)13時~14時

(毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時)

周波数:FM81.6MHz

みのおエフエムのホームページ

からインターネットでもお聴きいただけます(同時配信のみ)。

これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。

みのおエフエム「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」とは
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。

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