[みのおFM] 10月10日(木)、13日(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。
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2019年10月は、COデザインセンター特任講師の山森裕毅先生がお話します。
山森先生のご専門は、哲学。哲学…というと難しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、山森先生によると「簡単に言うと、身近にある「存在するとはどういうことか?」「時間とは何か?」「私とは何か?」などの疑問について、何千年もかけて探求してきた学問だということです。
番組の前半では、この哲学という学問分野の中で、特に先生が専門としているフランスの哲学家
ジル・ドゥルーズや、精神分析家で活動家のフェリックス・ガダリという人物とその思想について
教えていただきました。
番組の後半では、山森先生が現在、COデザインセンターの「社会の臨床」チームに所属しながら
取り組む「当事者研究」について取り上げます。
当事者研究とは、簡単に言うと「自分自身について研究する」ことです。医師と患者、研究者と
非研究者などの区別なく、それぞれが自分の経験や考えを見つめ、自分をより深く理解したり、
自身の問題を自分の力で解決に導いたりすることを目標としています。
番組では、当事者研究を行う者同士が語り合う場を創る山森先生に、様々なエピソードや参加する
際に気をつけるべきことについてお聞きしました。
「考えるってどういうことだろう?」「自分の悩みや他者の悩みについて、どんなふうに話したら
いいんだろう?」など、普段立ち止まってじっくり考える機会の少ない問いに改めて向き合う時、
きっと今回の山森先生のお話は大きなヒントになることでしょう。
ぜひ、お聴きください!
聞き手:安藤歴(大阪大学21世紀懐徳堂 学生スタッフ)
「まちのラジオ 大阪大学社学連携」
(毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時) 周波数:FM81.6MHz ★ みのおエフエムのホームページからインターネットでもお聴きいただけます(同時配信のみ)。 |
これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。
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