[みのおFM] 6月13日(木)、16日(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。
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2019年6月は、COデザインセンター准教授の八木絵香先生が出演します。
番組では、「なぜ、科学コミュニケーションが大切なのか?」ということについて、これまで様々なテーマで科学コミュニケーションの場作りに取り組んできた八木先生にお話を伺いました。
八木先生は、科学コミュニケーションの中でも、特に科学技術のリスクに注目したコミュニケーションを専門とされています。
現在の社会では、科学技術の発展に伴う高度な技術が次々と生まれている一方で、その安全性について不安視されることが多くなっています。また、科学技術は複雑で、単純に「賛成」「反対」など立場を二分して話すことが困難です。そもそも「「安全」とは何か?」ということは、置かれている立場が変われば全く考えが違うものです。
では一体どうすればいいのか…と頭を抱えてしまいそうですが、複雑で全員の意見が一致することが難しい問題だからこそ、世の中の人みんなが科学技術や安全について考える場を作ることが大切だと八木先生は言います。誰かが強制的に「これは安全だ」と決めつけるのではなく、社会全体で合意形成するために、立場の異なる人同士の衝突を緩和するために、様々な立場や考えの人がコミュニケーションをはかることは大きな役割を果たします。
時には専門家の話をほぐし、時には参加者の質問を明確にする…科学コミュニケーションにおける「媒介の専門家」である八木先生に、実際に今までどのようなコミュニケーションの場を作ってこられたのかということや、現在の社会で科学コミュニケーションが果たす役割についてお聞きしました。
ぜひお聞きください!
聞き手:桑江良周(大阪大学21世紀懐徳堂学生スタッフ)
「まちのラジオ 大阪大学社学連携」
(毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時) 周波数:FM81.6MHz ★ みのおエフエムのホームページからインターネットでもお聴きいただけます(同時配信のみ)。 |
これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。
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