[みのおFM]8/11(木)・14(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。
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2016年8月は、産業科学研究所の関谷毅教授が出演します。
関谷先生の所属する「産業科学研究所」は、産業に結びつく基礎科学・応用科学を生み出す研究所。工学・医学など全く違う分野や民間企業がひとつに集まり、互いの分野の常識の垣根を超えて連携し、産業界の適材適所にテクノロジーを送り出す役目を担っています。
関谷先生が最近発表した「シート型脳波センサ」は、冷却シートをおでこに貼るような感覚で容易に装着できる手のひらサイズの脳波測定器。脳波測定といえば、従来は複数の電極を頭部全体に装着するなど、装着者への負担が大きかったのですが、このシート型脳波センサなら大型・高額な従来の機器と同じ精度で簡単にいつでも誰でも脳波が計測できます。脳外科の先生の「もっと気軽に脳波を測りたい」というニーズと、関谷先生が学生時代に修得した、脳波のような微小な電気信号を計測する技術と、額に密着するほど薄く伸びるエレクトロニクス素材の開発技術が出会って、この開発が成功しました。
今後、脳波センサが、家庭所有率90パーセントの体温計のように一家にひとつのセルフ・ヘルスケア機器として定着することを期待する関谷先生。そうなれば、2025年には700万人を突破するといわれている認知症の簡易検査の役割を果たしたり、睡眠の質の管理など、個人が脳をマネジメントできる時代になります。
番組内では、関谷先生が作業時に聴けば脳がリラックスして集中できるという音楽も一緒にお届けします。
ぜひお聴きください!「まちのラジオ 大阪大学社学連携」
放送日:8月11日(木)15時~16時(スタジオ収録)
再放送:8月11日(木)21時~22時、8月14日(日)13時~14時
(毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時)
周波数:FM81.6MHz
みのおエフエムのホームページからインターネットでもお聴きいただけます。(同時配信のみ)
これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。
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