【大阪大学連携講座】《身近なホールのクラシック》中欧音楽夜話 音楽に乗って遠くへ行くこと
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- 文化・芸術

毎シーズン好評のシリーズです。中欧 ・ 東欧音楽の専門家、大阪大学の伊東信宏教授をお迎えし、今回は、音楽に乗って(空間的に、時間的に)遠くへ行くことをテーマに 独自の視点でクラシック音楽を読み解きます。本講座では、CD を聴いたり、DVD を見た りしながら、音楽の背景にある時代性や地域性を学びます。伊東先生のお話しは、驚きにあふれ、あなたの好奇心を刺激することうけあいです。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2020年10月30日(金)から2020年12月4日(金) |
会場 | メイプルホール 小ホール |
定員 | 50名 |
申し込み期限 | 2020年10月16日(金) |
申し込み窓口 |
メイプルホール https://minoh-bunka.com/2020/07/28/r2shogai-aki/ |
【大阪大学連携講座】
《身近なホールのクラシック》 中欧音楽夜話
音楽に乗って遠くへ行くこと
講師:伊藤信宏(大阪大学文学研究科教授/音楽学)
第1回:10月30日(金)ウラジオストクと『熊蜂は飛ぶ』
「熊蜂は飛ぶ」はフルートの超絶技巧曲として有名ですが、元はリムスキー ・ コルサコフの『サルタン王のおはなし』という珍しいオペラの中で重要な役割を果たす音楽です (サルタン王はまさしく「この音楽に乗って」熊蜂に変身し、遠くに向かいます)。ウラジオストクに出来た立派なオペラ劇場(マリインスキー劇場沿海州別館)で、このオペラを観た時のお話をしたいと思います。
第2回:11月13日(金)コパチンスカヤとモルドヴァ紀行
モルドヴァ(ルーマニアの東隣、旧ソ連)出身のパトリツィア・コパチンスカヤは、今や世界でも最も売れっ子のヴァイオリニストの一人です。昨年、彼女と、彼女の家族と一緒に故郷モルドヴァを旅する機会がありました。この忘れられない旅を音楽や画像と共に振り返ります。
第3回:12月4日(金)六段の調べと『クレド』の話 ゲスト : 片岡リサ(箏奏者)
今年亡くなった音楽学者、皆川達夫さんが晩年に取り組んでいた研究の一つは、有名な箏曲「六段」が、実はグレゴリオ聖歌の「クレド」に由来する、という不思議な話でした。 場所は九州。時は安土桃山時代。今回は時間的に「遠く」への旅ですが、同時に12月12日(土)メイプルホール 大ホールで予定されている片岡リサさんのコンサート「《身近なホ ールのクラシック》DISCOVER NIPPON 箏の最先端をゆく」への案内にもなります。
定員:各回50名
受講料:1,000円(全3回)
申込み:下記HPよりお申込みください。
https://minoh-bunka.com/2020/07/28/r2shogai-aki/
問合せ:メイプルホール(電話:072-721-2123)