大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座(2011年度前期)

 大阪大学が大阪市計画調整局と協同でみなさまに提供する公開講座です。それぞれの専門分野からともに「学び合う」を意識したテーマ設定と講座スタイルが特徴です。講師は本学の若手教員を中心に構成されています。まちづくりを始め、幅広い分野の講座を展開していきます。1講座は90分を基本として6講座を年二回に分けて開催する予定です。

■ 今期は「研究者と考える災害」と「ちっちゃいけどすごい!」の2シリーズ。夏休み特別企画として、8/3(水)午後に親子向けワークショップもあります。入場無料ですので、お気軽にご参加ください!

※2011年度前期チラシは こちら (PDF954KB)

■ 会場:大阪市まちづくり情報発信施設「アイ・スポット」 大阪市中央区今橋4-1-1

http://www.city.osaka.lg.jp/keikakuchosei/page/0000018184.html

【ちっちゃいけどすごい!】シリーズ 全3講座 6/28(火)、7/22(金)、8/3(水)

○お茶わんのかけらからみえてくる平安時代

・講師:中久保 辰夫(大阪大学大学院文学研究科・助教)

・実施日:6/28(火)18:30-20:00

・定員・30名

大阪大学考古学研究室では、京都府亀岡市に所在する平安時代の窯跡の発掘調査を行いました。窯跡からは平安京の貴族たち、各地の有力者が愛好した「緑釉陶器」、庶民が使った粗雑な「須恵器」などが約2万点出土しました。講義では、土器のかけらを1点1点分析する作業の中で、わかってきた平安時代の社会、食文化について、遺物を観察しながらお話ししたいと思います。

○珍味ホヤのマッチョな発生生物学

・講師:西田 宏記(大阪大学大学院理学研究科・教授)

・実施日:7/22(金)18:30-20:00

・定員:30名

あなたは、小さいけどこの世で一番すごいのは何だと思いますか?私は卵だと思います。我々はすべて直径1ミリの10分の一の受精卵から発生してきました。いったいどのようなしくみで、そんなことが可能になるのかを考えてみたことがありますか?東北の珍味と称されるホヤの卵がどのように発生していきオタマジャクシになるかを、写真やムービーで見ながら胚発生の神秘に思いをはせてみましょう。macho-1という発生運命決定因子にも着目します。

○コンピュータで動くふしぎなおもちゃづくり ※キャンセルが出ましたので若干名の残席受付中です。

・講師:森 秀樹(大阪大学大学院人間科学研究科・助教)

・実施日:8/3(水)13:00-16:00

・定員:小学生とその親12組

電池で動く小さなコンピュータとモータやセンサ、廃材や身近な材料を使って、プログラムで動くおもちゃを手作りします。家電製品から携帯電話、おもちゃまで、私たちはたくさんのコンピュータが埋め込まれた「モノ」に囲まれながら生活しています。今回は、実際にコンピュータを埋め込んだ作品をつくりながら、コンピュータについての理解を深めていきます。(コンピュータについての事前知識は必要ありません。作品は持って帰ることができません。)

【研究者と考える災害】シリーズ 全3講座 7/7(木)、7/11(月)、8/26(金)

○大震災の経験から学ぶこと―避難所を中心として―

・講師:横田 隆司(大阪大学大学院工学研究科・教授)

・実施日:7/7(木)18:30-20:00

・定員・30名

私が調査に関わった阪神淡路大震災以降も日本列島では大災害は幾度となく続き、今回の大震災に至っています。関西に住む私たちはともすると阪神淡路大震災のときはどうだったか?と考えがちですが、実は震災時の避難行動や避難所の様相は地震あるいは地域によって様々です。今回の大震災も含めて、その 多様さを議論しつつ、今後の大阪の防災について考えてみたいと思います。

○危機事態の行動と心理

・講師:釘原 直樹(大阪大学大学院人間科学研究科・教授)

・実施日:7/11(月)18:30-20:00

・定員・30名

災害などで多数の人々が死亡し、しかもその原因を特定することが難しい場合、人は明確な原因(責任の所在)を見出すべく努力するような志向性を持っている。本講義ではマスコミの非難ターゲットの変遷過程とそのメカニズムを取り上げる。それから危機事態の群集行動、特に緊急事態からの避難脱出に関する実験や事例研究、シミュレーション研究についてもふれることにする。

○江戸時代淀川の治水と水害

・講師:村田 路人(大阪大学大学院文学研究科・教授)

・実施日:8/26(金)18:30~20:00

・定員:30名

江戸時代、淀川や大和川などの畿内の大河川は、前代とは較べものにならない高度な治水システムが構築されていた。もちろん、この治水システムは万全ではなく、沿岸地域は何度か大水害に見舞われた。講座では、淀川の治水システムの内容と問題点、また、享和2年(1802)の大水害に代表される淀川水害の実態について取り上げる。

■ 受講料

無料

■ お申込み・お問合わせ

窓口は、アイ・スポットです。ご注意ください!

各回実施日の1カ月前から申込受付(先着順)を開始します。

講座名/受講者ご本人のお名前/電話番号を、電話かメール、FAXでお知らせください。

定員に余裕がある場合は、直接会場にて、当日申込みをお受けします。

アイ・スポット tel&fax:06-4866-6803

(電話受付は月~金11:00~21:00、土・日・祝11:00~20:00)

e-mail:i-spot[at]voice.ocn.ne.jp    [at]は @ に変えてください。

ページトップへ