ハンダイ映像祭2017 公式HP(作品募集編)

ハンダイ映像祭の作品募集編です。

ハンダイ映像祭2017
― 統一テーマ 「チャーミング」 ―
映像祭2017

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1.   趣旨・概要

2.   応募資格

3.   募集作品

4.   募集期間・応募方法

5.   機材の貸し出し等について

6.   撮影・編集上の注意

7.   審査および表彰について

8. 上映会・表彰セレモニー

9.   問い合わせ・応募先

参考情報

著作権等 Q and A

1. 趣旨・概要

2010年、2011年に行われた「イシバシ・ハンダイ映画祭」、そして2011年に行われた「大阪大学80周年O+PUS映像コンテスト」が合体、2012年に新しく「ハンダイ映像祭」がスタートしました。そして2017年、今年も「ハンダイ映像祭」を実施いたします。

今回は、一般の部では30分以内、CMの部では3分以内の映像作品をそれぞれ募集し、上映会・表彰セレモニーを行うこととしました。

学生にとっては、映像作品を作るという芸術的活動に触れるだけでなく、著作権問題に接し、課題解決やチームワーク、リーダーシップを養成するよい訓練の機会となるでしょう。

完成した作品は、YouTube等を用いて全世界に発信します。

みなさまのご参加を心からお待ちしています。


主催: 大阪大学大学院文学研究科 アート・メディア論研究室

企画制作:「ハンダイ映像祭」実行委員会(本マニュアル末尾にメンバーの名簿があります)

代表メールアドレス: handaimf2017★gmail.com  (★を@に変えてください)

監修:金水 敏(大阪大学大学院文学研究科)

学生協力団体 :放送研究会

協力: 大阪大学大学院文学研究科メディアラボ、大阪大学クリエイティブユニット、

大阪大学21世紀懐徳堂

協賛:石橋商店街

2. 応募資格

大阪大学に関連するすべての方(阪大生、教職員、生協・レストラン職員、卒業生、保護者、受験生等以下、「阪大関係者」)、石橋商店街に関連する方、及び他大学の学生の応募が可能です。阪大関係者として応募する場合、チーム代表者(一人参加の場合も含む)は阪大関係者としますが、代表者以外に阪大関係者以外の方を含めてもかまいません。

応募費用は無料ですが、撮影のための費用は応募者の自己負担とします(大阪大学学生・院生・教職員を対象とした機材の貸し出しはあります。 5頁参照 )。

3. 募集作品

作品の制作にあたって、必ずしもテーマにこだわる必要はありません。しかし、テーマに触発された優れた作品は大いに歓迎いたします。

ハンダイ映像祭2017の統一テーマは「チャーミング」。

「チャーミング」というのは、普遍的な用途を持ちながら、その意味合いは多様である。

容姿の可愛らしさ、魅力的な人柄はもちろん「あばたもえくぼ」のように主観的なポイントもあれば、短所がかえって放っておけなくさせるときもある。そもそもヒトを形容するとは限らない。臭いものは嗅ぎたい。顔を覆う指の隙間から、ホラー映画を覗き見たい。我々が「チャーミング」に囚われる様子は、実に様々だ。

我々は何かに惹きつけられるとき、その理由をしっかり分別できるだろうか。その理由は「チャーミング」に回収されるものだろうか。回収されないとしたら、そこには「チャーミング」を超える何かがあるのではないか。

あいまいとして、しかもそれ自体が魅力的である「チャーミング」という言葉に触発された作品はもちろん、テーマに縛られない作品もお待ちしています


一般の部

応募者によって作成された、30分以内のオリジナルの動画作品とし、他のコンテストにおいて受賞歴のないものとします。作品ジャンルは問いません。

今年の映像祭のテーマ「チャーミング」に沿ったアイデアが望ましいですが、テーマに縛られることのない自由な発想の作品をお待ちしております。

CM の部

応募者によって作成された、3分以内のオリジナルの動画作品とし、他のコンテストにおいて受賞歴のないものとします。CM部門で広告するモノは人でも、あなたの好きな街でも何でも構いません。今年の映像祭のテーマ「チャーミング」に沿ったアイデアが望ましいですが、テーマに縛られることのない自由な発想の作品をお待ちしております。

※同一の作品を複数の部門に応募することはできません

※作品はデジタル・ファイルにて提出してください。ファイル形式はフルハイビジョンサイズのMP4のみとします。

なお、作品の著作権は応募者に帰属しますが、複製権、上映権、公衆送信権を大阪大学が行使することを許諾していただくものとします( 参考情報2:「著作権等Q and A」 参照)。

4. 募集期間・応募方法

エントリー期間: 10月6日(金)22:00まで

作品提出フォーム入力・作品提出締め切り:10月13日(金)22:00まで

■ Webエントリー入力(締め切り10月6日(金)まで)

■ Web作品説明フォーム入力(締め切り10月13日(金)まで):

今後公開予定。詳細はFacebookをチェックしてください。

■ 作品データ提出締め切り: 10月13日(金)

handaimf2017@gmail.com

  • 必ず期限内にFacebook内のWebフォーム(参加申込フォーム)にてエントリーしてください。
  • 参加申込フォームには、チーム名、参加部門、代表者の氏名・連絡先(メールアドレス、電話番号等)・所属・学年・大阪大学との関係等とメンバー全員の氏名・所属・学年等を記入していただきます(メンバー等は途中変更可能ですが、変更された場合は直ちに実行委員会までお知らせください)。
  • 作品完成後、作品データをGigaFileやGoogleドライブなどのファイル共有ソフトにアップロードし、URLをメールにて提出してください。 作品送付先:実行委員会代表アドレス(handaimf2017@gmail.com)
  • 作品説明・確認フォームには、チーム名、参加部門、代表者の氏名・連絡先(メールアドレス、電話番号等)・所属・学年・大阪大学との関係等とメンバー全員の氏名・所属・学年等、作品名、作品の簡単な説明(ジャンル、あらすじ、アピールポイント等)、役割分担、著作権確認事項等を入力していただきます。
  • 下記のような内容を含む作品については、応募をお断りすることがありますのでご注意ください。


1. 著作権・肖像権等の侵害の恐れがあるもの。

2. その他、日本国の法令に違反している恐れがあるもの。

3. 公序良俗に反するもの。

4. 特定の人物・団体等への誹謗・中傷を含むもの。

5.      性差別、人種・国籍差別等、差別や偏見を助長するおそれのあるもの。

6.      特定の思想・信条・宗教等に著しく偏った内容をもつもの。

5. 機材の貸し出し等

大阪大学学生・院生・教職員を対象に、下記のような機材を貸し出しを行います。

※大阪大学関係者以外の方の利用はできません。

ビデオカメラ:

大阪大学21世紀懐徳堂事務室で、以下のムービーカメラを貸し出します。学生・教職員に貸し出す機材として21世紀懐徳堂の所有する以下の機材を提供いたします。貸し出しの方法については、21世紀懐徳堂事務室(豊中キャンパス 大阪大学会館1階、開館時間平日10:00-17:00)でお確かめください。貸し出し可能なムービーカメラの仕様は、各メーカーのホームページでご確認ください。

Canon ivis HF M31(Canonホームページへリンク)

SANYO DMX-CG110(SANYOホームページへリンク)

SONY HDR-PJ760V(SONY ホームページへリンク)

【大阪大学21世紀懐徳堂について】

  • 大阪大学豊中キャンパス 大阪大学会館の1階にあります。
  • 利用時間: 月〜金:10:00〜17:00
  • このうちスタッフ在席時に貸出が可能です。
  • 時間外にご使用をご希望の場合は、別途スタッフにご相談ください。

電話番号:06-6850-6443

メールアドレス:info★21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp(★を@に変えてください)

編集機材:

文学研究科メディアラボの機材が使用できますが、利用のためには利用許可証の提示が必要です。利用許可証の配布は、一つの参加団体につき一枚です。また、利用に際しては、メディアラボの利用規則に従っていただきます。くわしくは下記サイトをご参照ください。また機材の使用についての詳細は、メディアラボのスタッフまでおたずねください。

http://www.let.osaka-u.ac.jp/medialab/

【メディアラボについて】

  • 大阪大学文学研究科 芸術研究棟の1Fにあります 。
  • 利用時間:月・水 10:00〜16:30、 火・木・金 10:00〜18:15
  • このうちスタッフ在席時で利用希望時毎に開放します。
  • スタッフ不在時とメンテナンス時は閉室しています。
  • 月曜はスタッフ不在のため、機材の貸出および返却はできません。
  • 授業等を開催する時間帯には、関係者以外の方のご利用をお断りすることがあります。
  • 時間外にご使用ご希望の場合は、別途スタッフにご相談ください
  • 夜間利用は火‐金の21時までです
電話番号:06-6850-6719 内線番号(6719)

メールアドレス:medialab★let.osaka-u.ac.jp(★を@に変えてください)

6. 撮影・編集上の注意

・撮影にあたっては、法令や社会規範等を遵守し、トラブルのないよう留意してください。なお、主催者はいかなる場合においても、作品作製におけるトラブルに対し、一切の責任を負いません。

・ 著作権、肖像権の侵害にならないよう、十分注意してください。詳しくは、 参考情報2:「著作権等Q and A」 をご覧下さい。

・ 大阪大学キャンパスの建物を外から撮影するのは自由ですが、建物内部を撮影する場合は、許諾が必要な場合があります。建物の管理者だけでなく、各フロアの研究室に許諾を取らなければならない場合もあります。確認を怠らないように気をつけてください。

・ 学内で撮影する場合は、授業や実験等の妨げにならないように気をつけてください。

・ 撮影には危険が伴うことがあります。安全には十分気をつけてください。

7. 審査および表彰について

一般の部およびCMの部それぞれに応募された作品は審査員によって審査のうえ、グランプリを含む各賞を決定し、表彰いたします。

審査員は今後のハンダイ映像祭公式HPでのお知らせをご覧ください。

8. 上映会・表彰セレモニー

日時:2016年11月19日(日)14:00~17:00

場所:大阪大学会館 21世紀懐徳堂スタジオ

審査員、応募者、一般参加者を招いてのイベントです。応募作品の上映、各賞の発表、記念品の授与等を行います。

9.お問合せ・応募先

  • お問合せ先:「ハンダイ映像祭」実行委員会

    代表メールアドレス: handaimf2017★gmail.com

    (★を@に変えて下さい)

  • ・ハンダイ映像祭参加申込フォーム(10月6日まで)

    https://goo.gl/forms/WbhyFzubJPiNaNAg2

    ・ハンダイ映像祭作品説明入力フォーム(10月13日22時まで)

    https://goo.gl/forms/WnB8AvES4b4qRBmM2

    参考情報

    「ハンダイ映像祭2016」の Facebookページと Twitter もご参照ください。

    公式 Facebookページ
    https://www.facebook.com/Handaimf2014/

    公式 Twitter
    https://twitter.com/handaimf

    「ハンダイ映像祭2014」受賞作品は、こちらで見ることができます。

    ハンダイ映像祭 公式HP(上映会編)

    「ハンダイ映像祭2013」受賞作品は、こちらで見ることができます。

    ハンダイ映像祭 公式HP(上映会編2)

    2012年の「ハンダイ映像祭2012」の作品は、YouTubeのチャンネルで見ることができます。
    http://www.youtube.com/user/handaimoviefes

    2010年、2011年「イシバシ・ハンダイ映画祭」の優秀作品は、YouTubeのチャンネルihfesで見ることができます。
    http://www.youtube.com/user/ihfes/videos


    ハンダイ映像祭実行委員会

    教員メンバー:金水敏


    学生メンバー:城田一樹、高倉久恵、田添聖史、寺脇麻衣子、鳥越柊子、古田千智、山口昴太郎

    平成29年7月21日

    「ハンダイ映像祭」実行委員会

    代表メールアドレス:

    handaimf201 7 @gmail.com


    著作権等Q and A

    執筆者:有馬徹(元法学研究科博士前期課程)

    監修者:村上画里(知財センター特任准教授)、勝久晴夫(知財センター特任助教)

    Q1:著作権とはどのような権利ですか。

    A:一般に言う「著作権」とは2つに大別されます。1つは著作者の人格的利益を保護する著作者人格権、もう1つは著作物に関する財産的な利益についての権利を定めた「著作財産権」(複製権、上映権、公衆送信権など)です。

    映画の場合、その著作者は映画監督とされることが一般的です。しかし、映画に関する著作権は映画製作者に帰属することになります。

    著作者人格権は著作者に一身専属の権利ですので、他人に譲渡することはできません。しかし、著作財産権の方はそれぞれ独立して取引の対象となることができます。

    Q2:今回作った映画の著作権はどうなりますか。

    A:今回制作された作品の著作権については、原則通り著作者である応募者に帰属します。また、大阪大学のイベントで上映したり、ネット配信を行ったりする都合上、複製権、上映権、公衆送信権等については大阪大学に利用を許諾していただくことになります。

    Q3:映画の原作に、万城目学の短編小説『ホルモー六景』を使いたいのですが、かまいませんか。

    A:小説を原作品として映画化する行為は、翻案に当たる行為です。従って、原作品の著作者である万城目学氏の許諾を得ずに、勝手に小説を映画化してしまうことは、翻案権の侵害行為となります。

    Q4: 映画のバック・ミュージックにperfumeの「ワンルームディスコ」を使いたいのですが、かまいませんか。

    A:BGMとして楽曲を映画の中に取り入れる行為は、当該音楽の複製に当たり、また、その映画を上映することは、上映に当たります。従って、これらの行為を著作権者に無断で行うことは、著作権を侵害する行為になります。

    Q5:映画のバック・ミュージックに、バッハのゴールドベルク変奏曲のCDを使いたいと思います。かまいませんか。

    A:著作権は、著作物の創作時に発生し、その権利の効力は著作者の死後50年まで存続し続けます。従って、今から260年前に既に亡くなっているバッハの著作権が当該CDに及ぶことはありません。

    しかし、この場合はCDに録音された曲を実際に演奏している実演家及びCDを制作したレコード会社の権利(著作隣接権)に配慮する必要があります。CDに録音された音楽を勝手に映画の中で使用し、公開する行為は、実演家の録音権、レコード製作者の複製権を侵害する行為に当たります。また、実演家には人格権として氏名表示権、同一性保持権も認められていますので、利用の際にはこれらの権利にも配慮する必要があります。

    なお、上記Q3のPerfumeの事例の場合においても、Q4の場合と同様に実演家であるPerfumeの権利に配慮する必要があり、更に音源がCDの場合にはレコード会社の権利に配慮する必要があります。

    Q6:上記Q3、Q4の場合で、音楽の著作物を利用するには、具体的にどのような手続きを踏めばいいでしょうか。

    A:著作権に関しては、日本音楽著作権協会(JASRAC)が権利の集中管理を行っており、JASRACに著作物の利用申請を行えば、利用許諾を得ることができます。しかし、著作隣接権についてはJASRACの様に多数の権利を集中管理する団体が存在しないので,著作隣接権についてはレコード会社及び実演家の所属事務所に利用手続の詳細を問い合わせる必要があるでしょう。

    従って、音楽の著作物の利用の手順といたしましては、まず該当するレコード会社及び実演家の所属事務所に問い合わせ、著作隣接権に関する利用許諾を得た後に、JASRACへ著作物の利用申請を行うのが良いでしょう。その他手続きに関する詳細は、各レコード会社、所属事務所及びJASRACへ直接お尋ねください。

    Q7:商店街の映像を取ったら、商店街で流れていた音楽が録音されてしまいましたが、著作権上問題ありませんか。

    A:商店街で流れている音楽が、たまたま録音されてしまった場合にも、当該行為は、形式的には著作権法上の複製権及び上映権侵害に当たる行為と言えます。

    一応、過去の裁判例(東京高裁平成14年2月18日判決)に、著作物の「複製」とは「著作物を、その美的要素を一般人が直接感得できる程度に再現すること」であると定義した例があり、この基準に従うと、映像に流れ込んだ音楽が周囲の雑音に紛れて何の曲なのか判別できないような場合には、著作権侵害とはならないと考える余地もあります。しかし、これは確定された考え方ではなく、当該行為が必ず適法であるとの保証はできないので、この問いのような映像の使用は、可能な限り避けるのが無難だと思われます。

    Q8:商店街のシーンを取ったとき、買い物のお客さんが映り混んでしまいました。映った方に許諾を求める必要がありますか。

    A:民法上、人は自分の肖像をみだりに他人から使用されない権利(一般に「肖像権」と呼ばれています。)を持っており、これを違法に侵害すると不法行為となります。よって、みだりに街中で特定人を追い回してその容貌を撮影することは肖像権の侵害となるでしょう。しかし、単に人が背景として映り込んでしまった程度ならば、その方に許諾を求める必要はないと思われます。

    Q9:映画の一部に、「メトロポリス」(フリッツ・ラング)の1カットを利用したいのですが、かまいませんか。

    A:映画の著作物の保護期間は、その著作物の公表後70年後までです。フリッツ・ラング氏の映画「メトロポリス」は、今から83年前に公開されたものなので、この映画の著作権は既に消滅しています。よって、この映画「メトロポリス」については、許諾を得ることなく映画の中で利用できます。

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