大阪・京都文化講座

大阪大学21世紀懐徳堂が、大阪大学大学院文学研究科・立命館大学文学部と共催で実施する公開講座です。歴史や文化に関して共通テーマを設定し、大阪と京都それぞれについての講座を複数回実施します。

 

大阪・京都文化講座(2019年秋期)「大阪・京都<偉人伝>-近世・近代編-」

古代より宮都、寺内町、城下町、商都へと遍歴を重ねた大坂。千年の都として日本の政治・文化の中心地であり続けた京都。二つの大都市を抱える大阪・京都には、いまに語り継がれる歴史上の<偉人>が数多く登場しました。秋期の講座は、大阪・京都にゆかりの深い近世・近代の<偉人>8人に光をあて、その事績と実像に迫ります。歴史、文学、アートの研究者の厳密な資史料分析と透徹した目を通じて、通説や俗説とはまた違った臨場感あふれる<偉人>伝が語られることでしょう。活気に満ちた二都を舞台に繰り広げられる人間ドラマに思いをはせながら、歴史の醍醐味を味わうひとときをお楽しみ下さい。

コーディネーター:

福永伸哉(大阪大学大学院文学研究科教授)、上野隆三(立命館大学文学部教授)

【講座概要】 

 

  • 第1回 2019年10月7日(月)14:00〜15:40

緒方洪庵―その教育理念と社会的実践活動―

講師:村田 路人 大阪大学大学院文学研究科教授

天保9年(1838)、大坂に適塾を開いた蘭医学者緒方洪庵は、当代一流の医師・学者・教育者でしたが、その活動に一貫して窺えるのは、自らの社会的責務に対する強い自覚でした。この講演では、適塾における教育や、同志とともに取り組んだ牛痘種痘事業を通して、洪庵の人物像に迫ります。

 

  • 第2回 2019年10月21日(月)14:00〜15:40

五代友厚―大阪と日本経済を変えた、国際派薩摩人―  

講師:山崎 有恒 立命館大学文学部教授

本講義では、幕末維新期に活躍した五代友厚を取り上げます。朝の連ドラでも有名になった五代友厚は、日本の辺境薩摩藩に生まれましたが、類まれなる好奇心と向学心を武器に、やがて財界人として大きな活躍をすることになります。幕末維新の大阪や広岡朝子との関係など、ドラマの裏側に迫っていきたいと思います。

 

  • 第3回 2019年10月28日(月)14:00〜15:40

伊藤若冲―その筆技と制作環境―

講師:門脇 むつみ 大阪大学大学院文学研究科准教授

現在、古美術界のスーパースターというべき人気を誇る若冲は、京都で生まれ育ち、大坂へも度々赴いた画家です。その筆技・造形的特徴を紹介するとともに、当地の文化人たちとの交流や禅的思想との関わりといった制作環境を踏まえて作品を考察し、改めてその魅力を読み解きます。

 

  • 第4回 2019年11月11日(月)14:00〜15:40

牧野省三―独立プロダクションの奮闘:「私の資本家はファン」―

講師:冨田 美香 国立映画アーカイブ主任研究員

“日本映画の父”と称される牧野省三(1878-1929)は、日本映画の黎明期に監督、プロデューサー、独立プロダクションの盟主の3役をこなし、日本映画界の産業と人材の基盤を醸成したパイオニア。牧野省三が自身のプロダクション「マキノ」で展開した様々な革新的試みを考察します。

 

  • 第5回 2019年11月18日(月)14:00〜15:40

原敬―大阪新報社長時代の言論活動―

講師:飯塚 一幸 大阪大学大学院文学研究科教授

政党政治家原敬と大阪との関係は意外なほど深い。日露戦争前から戦中にかけて大阪新報社の社長を務めた原は、立憲政友会の幹部でありながら自ら健筆を振るい続けました。その言論活動を通して、原の平和論や政治思想、大阪との関わりについて論じます。

 

  • 第6回 2019年11月25日(月)14:00〜15:40

隠元―禅と情報革命― 

講師:東島 誠 立命館大学文学部教授

2010年末、児童養護施設にランドセルを届ける「タイガーマスク」が現れ社会現象となりました。じつはこれとそっくりな現象が江戸初期に出現しています。はじまりは禅僧・隠元の来日でした。インゲンマメの隠元です。17世紀後半、禅がどう社会を変えていったのか、に迫ります。

 

  • 第7回 2019年12月2日(月)14:00〜15:40

織田作之助―敗戦直後の人気新聞小説作家―

講師:斎藤 理生 大阪大学大学院文学研究科准教授

大阪を代表する作家・織田作之助は、敗戦直後のメディアの寵児でもありました。この講座では、作之助が1946年に京都と大阪の夕刊紙に連載した新聞小説を取りあげて、この作家がどのように人気を獲得していったのかを探ります。

 

  • 第8回 2019年12月9日(月)14:00〜15:40

石田梅岩―民衆知の胎動―

講師:桂島 宣弘 立命館大学文学部特任教授(名誉教授)       

石田梅岩は17世紀末から18世紀前半を生きた町人学者です。京都で平易な庶民哲学を説く講席を開き、大きな反響をよびました。明治維新後に京都で全国初の小学校が開設されたのも、この石田梅岩の学問(石門心学)と深くつながっています。

 

※事情により、やむを得ず、日程・テーマ・講演者などが変更になる場合がございます。

共催:大阪大学大学院文学研究科・立命館大学文学部・

   大阪大学共創機構社学共創本部21世紀懐徳堂

※お申込みはこちらから(立命館アカデミックセンター)

【会場/問合先】

立命館大阪梅田キャンパス (大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5F)

立命館大阪梅田キャンパス

【問合先】

立命館アカデミックセンター事務局(大阪富国生命ビル14階)

http://www.ritsumei.ac.jp/acr/

E-Mail: acr02@st.ritsumei.ac.jp

TEL: 06-6360-4804(平日10:00〜17:00)

FAX: 06-6360-4894

〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル14階

【定員】

各回100名(要申込み・申込先着順)

※申込受付期間を設定の上、申込多数の場合は抽選となります。

【受講料】

1回1,700円 (インターネット一括申込の場合12,000円)

※インターネット申込のお支払いは、クレジットカード払いのみとなります。詳細は

総合 案内 をご覧ください。

【申込み方法】

※お申込み方法の詳細については、立命館アカデミックセンターHPをご参照ください。
◆インターネットでのお申込み
①立命館アカデミックセンターホームページからお申し込みください。
※お申し込み後、自動返信メールが届きます。3営業日を過ぎて自動返信メールが到着しない
場合は、問合先にご連絡ください。
②申込み多数の場合は抽選を行います。
抽選結果は、お申込の方全員に4月8日以降にお知らせいたします。

③インターネットでのお申込みによるお支払いは、クレジットカード払いのみとなります。

※事務所窓口にて現金で納入することはできません。

◆FAX・郵送でのお申込み

受講申込書 に必要事項を記入のうえ、FAXでお送りいただくか、ご郵送下さい。

②申込み多数の場合は抽選を行います。
抽選結果は、お申込の方全員に 4月8日以降にお知らせいたします。

③ご当選の方には、「受講受付確認書」「郵送払込票」を送付いたしますので、受講料を納入(郵便払込)願います。
※振込手数料は申し込み者のご負担でお願いいたします。

※事務所窓口にて現金で納入することはできません。

※事務局より受講料納入確認の通知は行いません。

「受講申込書」 はこちらからダウンロードできます。

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