2015年度 大阪・京都文化講座
大阪大学21世紀懐徳堂が、大阪大学大学院文学研究科・立命館大学文学部・立命館大阪オフィスと共催で実施する公開講座です。歴史や文化に関して共通テーマを設定し、大阪と京都・それぞれについての講座を複数回実施します。
大阪・京都文化講座(2015年前期)『大阪・京都の遺跡を読み解く-考古学研究最前線-』
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京都は千年の都として知られ、大阪にも古代には都が置かれています。その両地域では、都となる以前から現代にいたるまで、長い歴史の営みがあります。そのような歴史を明らかにするには、文字で書きとめられたものだけではなく、土に埋もれた遺跡や出土品の研究も不可欠です。大阪と京都には地下に多くの遺跡が埋もれ、その発掘調査によって過去の知られざる歴史が解き明かされています。この講座では、近年の新たな発掘の成果や、過去に出土していた文物の再評価など、いままさに考古学研究により明らかになりつつある歴史像の一端をご紹介したいと思います。謎多き大阪・京都の遺跡探訪への誘いとなることを目指します |