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[イベントレポート]2015年度後期i-spot講座、始まりました。

2015年度後期i-spot講座開講のお知らせと、第1回講座「水がつなぐスカンディナヴィアの生活と文化〜北欧の水都ストックホルムから学ぶ」のレポートです。

i-spot講座は、仕事帰りやちょっとした合間に知的気分転換していただける、気軽な雰囲気の公開講座です。2015年度後期は、「水の都の物語」「都市大阪、今昔」の2シリーズで開講しています。

1月26日の第1回講座は、「水がつなぐスカンディナヴィアの生活と文化〜北欧の水都ストックホルムから学ぶ」と題して、大阪大学大学院言語文化研究科の古谷大輔先生にお話していただきました。

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(会場のアイ・スポットを、外から見た様子。淀屋橋駅直結のビル「淀屋橋odona」の2階にあります)

 

 

 中継貿易の拠点だった小島に都市ガムラ・スタンが形成されたのが、ストックホルムの始まりです。交通の要衝であったこの島で、内陸への航行を制限するために設けた丸太の柵が、ストックホルム(丸太の小島)の語源なのだとか。

ストックホルムの発祥についてお話を伺った後に、王宮や市庁舎のある現在のガムラ・スタンの様子を、グーグルマップの写真で確認!つい今しがた成り立ちについて学んでいた外国に、瞬間移動したような気分になりました.

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(現在のストックホルムの様子も合わせて紹介する古谷先生。日本にいながら、ストックホルムに飛んで行ったような気分に!)

 

 

 

 ストックホルムを語る上で避けては通れないのが、バルト海です。

バルト海は内海で海流が存在しないため、スウェーデンでは外海に面したノルウェーのように豊富な種類の海産物が獲れるわけではありません。そのため、ストックホルムで漁業が主要な産業となることはありませんでした。

一方でバルト海には大小さまざまな島が存在しており、移動のためには昔から水路を行くことが合理的でした。今でも、通勤にカヤックを使う人がいるくらいなのだそうです。ストックホルムでは「海」とは魚などの資源をもたらす存在ではなく、むしろ道として機能していた、ということに驚きました。

 

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また、バルト海は海流がなく、水の循環が少ないことから、水質汚濁に弱い海でもあります。スウェーデンの人々の環境への意識の高さは、この海の性質と切り離すことはできません。現在まで、中心地でさえ海水浴ができるほど綺麗な状態に水が保たれているのには、厳しい寒さから身を守る必要性と相まって、住環境へ惜しみなく投資するスウェーデンの人々の志向が大きく関係しているのです。

 

都市の成り立ちのお話、現在のストックホルムのお話、そして都市を取り巻く水のお話に加えて、現在の様子を写真で見たり、スウェーデン人なら誰もが知っている歌「Stockholm i mitt hjärta」を聴いたりと、盛りだくさんな内容の90分はあっという間でした。

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(「今日の講座を通じて、この歌の心をみなさんが理解できるようになればと思います」と紹介された動画に見入る参加者の皆さん。)

 

 

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2015年度後期i-spot講座は、「水の都の物語」「都市大阪、今昔」の2シリーズで開講中です。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

(文責:21世紀懐徳堂 肥後)

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