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[イベントレポート]第47回大阪大学公開講座が終了しました

2015年12月11日(金)に開催した、今年度の最終講義「目を動かしても世界が動かないのはなぜか」の開講レポートです。

 47回目を迎えた今年度の大阪大学公開講座は、前期テーマを「文化の遠心力」、後期テーマを「科学の求心力」と題して全12回の講義を行いました。前期テーマでは、自分のまわりに広がる社会/環境に関することを、後期テーマでは、身体や細胞の中でおこっていること、またそれらに関連する技術などについて、大阪大学の研究者が講義を行いました。

 

 今年度ラストの講義は、大学院生命機能研究科の北澤茂教授が講師でした。

H27公開講座(北澤先生写真)

 

 

 

 


写真:北澤茂教授(大阪大学大学院生命機能研究科)

 

 北澤先生の研究室では、脳が発揮する大切な機能や、その機能に関係する脳のネットワークとその動作の原理を解明するべく研究をされています。

 今回の講義テーマは、「目を動かしても世界が動かないのはなぜか」。
 私たちの目は、1秒間に3回もの高速な眼球運動=サッケードにより、外からの情報を得ているそうです。しかし、見えている世界はぶれることなく、常に安定しているのはなぜか?この疑問を、3つの段階に分けることから講義がはじまりました。

 見えている映像がぶれている、と感じないよう、脳が自分自身の運動によって生じた信号を抑制していること。

 サッケード中=ぶれている間の空白を埋めている“幻”を脳が作っていること。

 そして、脳にはぶれる前後の画像のずれを補正する機能があること。

 論文に掲載されている研究成果の解説だけでなく、脳の抑制機能を実感するための「自分で自分をくすぐれない」実験など、受講生が自分の身体を使って行うミニ実験を交えての講義が進みました。

H27公開講座(プリズム順応実験)

 

 

 

 

写真:プリズム順応の実験。

網膜像のずれを脳が補正する機能を体験できました。

 

  「目が動いても世界が動かないわけ」のウラには、人間の脳の、実に様々な働きが関係している、ということを知ることができ、外の世界をとらえる「目」という機能と、その情報を処理・抑制する「脳」という身体の中の機能についてのお話は、まさに、今年度のキーワード「遠心力(外向きの力)」と「求心力(内向きの力)」につながる講義内容となりました。

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 各回50名以上の受講生にご参加いただき、無事、今年度の公開講座を終えることができました。

 来年度も、大阪大学公開講座は開講予定です。

 みなさまのお越しをお待ちしています!

(文責:21世紀懐徳堂 吉岡)

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